増沢諒【政治は面白い!】

選挙ドットコム編集長/食べ物付き雑誌「食べる政治」代表。政治のわくわく感を伝えられたら嬉しいです。

政治とは想像力だと思う(ディズニーや空港に行くと思わず泣きそうになる)

最近ハマっているものに、NHKのドキュメンタリー番組「ドキュメント72時間」があります。定点カメラで、同じ場所を72時間観測して、そこを行き交う人々の人生模様を垣間見ていく番組なのですが、なんとも言えない人情にあふれています。

選ばれる場所は例えば、コインロッカーや真冬の自販機、競輪場など。

そこを訪れる人の5分を切り取って、それをつなぎ合わせていく番組なのですが、そのたった5分にその人の人生が凝縮されていて、見応え充分です。
一番のおすすめはこちら。

僕はこの番組を見る度になぜか泣きそうになります。

 

この感覚なんだろうなーと思ったときに、ディズニーや空港に行ったときに感じる感覚と同じだと気付きました。

「幸せだけじゃなくて苦労も含め、人の数だけストーリーがある」

すごく当たり前のことですが、人の数だけ人生があり、みんなそれぞれに必死に生きている、そう思うと、なんだかとっても温かい気持ちになります。

 

さらに、空港やディズニーはみんな楽しそうな顔をしているから、もっとぐっときます。普段はもちろん苦労もある人生だけど、ディズニーや空港(これから楽しい海外旅行に行く人たち)には、「楽しそうな人たち」が集まっている。

楽しそうな笑顔の裏には、当たり前だけど、苦労もあるんだなぁ と思うと、ほっこりして泣きそうになります。

 

僕はこの感覚こそ、政治家にも必要な感覚だと思っています。もちろん泣く必要はないのですが、政治家の仕事は「たくさんの普通の人の気持ちを代弁すること」です。特殊な「政治家」という仕事に就いていると、こうした普通の人の感覚を忘れてしまう政治家も大勢います。それに、「票」として考えてしまうと、みんなの人生が単なる数字にもなってしまいます。

 

表面だけじゃなくて、いかにその人の後ろにある人生を想像できるか。
ドキュメント72時間、全ての政治家(と政治家志望)に見てもらいたい作品です。